Fedora12 upgrade雑感

いつものように出張用ノート(ThinkPad T60)にF12(x86_64)を先行していれてみました。(メイン用に入れる前の人柱ですね。。)

お約束のようにトラブル連発。

preupgradeを試す -> なぜかUpgrade用カーネルの再起動後にキーボードエラーでフォルト。

Upgrade Installを試す -> mono-webパッケージのInstallに失敗してフォルト。

新規installを試す -> mono-webを入れなければInstallは成功する。が、なぜか開発ツールを入れたがGTK+のコンパイルに失敗する。何かのライブラリが不足の模様。人柱2号機はなぜか問題無し。

数回ほどインストールを試して、次の2つのどちらかをメインのUpdateに試す予定です。

1. Preupgradeで必要なパッケージを落とす。その後rpmで強制updateさせる。

(-> 人柱ノートは結局この方法でインストールしました。)

2. mono-webを削除後に通常のupgradeを行う。

使用感はF11と大きく変化はしていないですね。(当方環境では。KMS外さなくてもハイバーネート出来るようになったのはいいかも)

もうちょっと使い込んでからメイン用PCをupgradeします。Serverもありますが、手間がかかるので年末の休みに行う予定です。

T23再生計画 其の参

2915agbをW52/53で接続できることが確認できたので、Wirelessモデル化にチャレンジです。

まずは、WirelessモデルのLCDカバーを流用しようと、eBayから仕入れましたが、驚愕の事実が判明。何と上側のサイズが異なるだけでなく、ヒンジ部の寸法も異なっていることが判明。これは、下側も流用してこないとダメということですね。LAN対応LCDカバーはジャンク部品BOX行きとなりました。

ということで、次は現状のLCDカバーへアンテナを無理やり取り付ける方法へ変更です。ただ、アンテナはそのまま付きません。LCDフロントベゼルの爪を逃げるような細工が必要になります。また、LCD背面のスペースがあるところへアンテナのハーネスを這わせる必要があります。

そんなこんなの改造を入れたT23ですが、近距離の使用では感度の低下はなさそうです。取りあえずアンテナ線が中に入ってすっきりしましたので、まずは目標達成というところでしょうか。

おまけ。

Junkのパネルのバックライト交換を行いましたが、導光板割れがあるようで、下部にものすごい輝度ムラがありました。

オークションでのパネルは当たり外れが大きいですね。また、SXGA+パネルが安く出ていたら落としてみますか…

2915agb をW52/53対応に

T23に、昔の2915AGB カードを挿して、11a W52/53対応として使うようにします。

カードのEEPROMを書き換えれば出来ますが、改造ドライバが必要です。どうせドライバを改造してしまうなら、ドライバ改造だけでEEPROMを書き換えずとも動かせる方法があるのでそちらで対応しました。

ソースファイル、ipw2200.cの後の方に周波数テーブルの定義がありますので、こちらを書き換えます。日本仕向けはZZJですので、ここのテーブルを以下に書き換えます。

{                       /* Custom Japan */
“ZZJ”,
.bg_channels = 14,
.bg = {{2412, 1}, {2417, 2}, {2422, 3},
{2427, 4}, {2432, 5}, {2437, 6},
{2442, 7}, {2447, 8}, {2452, 9},
{2457, 10}, {2462, 11}, {2467, 12},
{2472, 13}, {2484, 14, IEEE80211_CH_B_ONLY}},
.a_channels = 19,
.a = {
/* Old J52 Channel */
/*{5170, 34},*/
/*{5190, 38},*/
/*{5210, 42},*/
/*{5230, 46},*/
/* 11a W52 channel */
{5180, 36},
{5200, 40},
{5220, 44},
{5240, 48},
/* 11a W53 channel */
{5260, 52, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5280, 56, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5300, 60, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5320, 64, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
/* 11a W56 channel */
{5500, 100, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5520, 104, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5540, 108, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5560, 112, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5580, 116, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5600, 120, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5620, 124, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5640, 128, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5660, 132, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5680, 136, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5700, 140, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY}},
},

旧J52は使えませんが、APが必要でなければ問題無しです。

ちなみに、上記設定でW56チャネルも使用できます。

ソースファイルが変更できたら、以下のコマンドでモジュールファイルを作成します。

make -C /lib/modules/`uname -r`/build M=`pwd` modules

ipw2200.koが出来たら、所定の位置にコピーして再読み込みもしくは再起動で使えるはずです。

T23へFedora11をいれる

話が前後してしまいましたが、再生T23にはFedora11を入れて使っています。これは導入時のお話。

インストール前にLiveCDで動作確認しましたが、”遅い・・、遅すぎる”。 マウスポインタが動かす度に消えてどこにいくか操作できない、ウィンドウが出てくるまで時間がかかりすぎる、などなど。 まるで286機でWindows3.1を動かしたときみたい(古い例えで申し訳ない)。

Fedora10では問題なさそうなので、設定の問題としてインストール敢行。インストール終了して再起動させるも、LiveCDの時のような遅さ。実使用には耐えられないのでいろいろ調べてみると、

  • Fedora10では特に問題無し。
  • 同CPUを積む他機種はFedora11がそこそこ動く
  • なぜかXorgのCPU使用率が常時90%以上。

SavageドライバとDRIの組み合わせでパフォーマンスが悪化するとの情報があったので、xorg.confでDRIをDisableにすると、・・・動くようになりました。下記のようにDriverセクションを修正しています。

Section “Device”
Identifier  “Videocard0”
Driver      “savage”
Option      “HWCursor” “on”
Option      “ShadowStatus” “on”
Option      “DRI” “off”
EndSection

CPUがP-3M 1.13Gですのでそれ相応の速さですが、取りあえず使用可能な状態になりました。

T23再生計画 その2

HDDアダプタはヤフオクで落とすよりも、安価に入手出来ました。SXGA用のLVDSケーブルは、ヤフオクで中古を入手しました。送料込みで600円でしたので、良としますか。

さて、パネルとLVDSケーブルが入手できましたので、パネル交換に挑戦です。

パネルまでのバラし方は、レノボのサイトで参照出来ます。パネル取付用ヒンジは共通でしたので、そのまま置き換え可能でした仮止めしてPower/Onして、無事に点灯することを確認、本組します。

OS(Fedora11)のツールからはSXGA+へ自動で認識はしませんでした。まあ、xorg.confを書き換えることで、問題なく使用できますので特に気にしませんが。

やはりSXGA+はいいですね。気分的にXGAの倍になった気がするほどデスクトップが広くなります。

これで、T60の予備機として使用出来そうです。

T23再生計画 其の1

ヤフオクでジャンクのThinkPad T23(2647-4ME)を安価で入手しました。

到着後に機能を調べましたが、特に問題なさそうなので再生させることにしました。

とりあえず欠品のHDDマウンタをeBayから入手です。また、同じくeBayでSXGA+のパネルモジュールを安価で入手出来ましたので、入換え予定です。

現在、160GBのHDDを裸で入れて、Fedora11で運用していますが、パフォーマンス的に取りあえず実使用に耐えられそうです。

Server機の切替え

一昨年からサーバとして運用してきたThinkPad T42ですが、再起動時にうまく起動できない状況となっていましたので、この度ヤフオクで購入のThinkPad T60へHDDリフレッシュを兼ねて切替えることにしました。

T42からT60へHDDのデータコピーでほとんどはOKでしたが、udevが決めるHW構成でネットワークをうまく認識せず苦労してしまいました。結局udevの構成ファイルから旧HW情報を削除するだけで良かったのですが・・。

ちょっと処理が早くなって、良かったかなと思います。

ちなみに海外出張時に同行させるプライベート用のマシンもT43からT60へ切替えました。4:3画面最終機を安価に手に入れることが出来ましたので。これに64bitのLinux(Fedore11 for x86_64)を入れて試用中です。

F10へ更新(3)

次はサーバのシステムをF10へ更新。問題無く終了・・といきたかったが、色々問題発生しました。

・preupgrade後の再起動で、configファイルが無いとのエラーが出てDLやり直し。

・その後にyumでupdate後の再起動でgrub stage2のメッセージが出たままとなる。Rescueでgrub-installを行う。

・kernelパッケージが中途半端にupdateされていたので整理して修正。

ついでにWordPressも更新。これはrpmでなくてサイトから落としてきたものを使用。サーバ系は特に大きく変更されていないので設定は流用でいけるはず。

F10へ更新(2)

メインで使っているノート(Thinkpad T60)をpreupgradeを使って更新。

今までradeonではなくfglrxドライバ使っていたので、xorg.confを修正か削除しておく。F10でfglrx使うにはかなり面倒。drmデグレとinitrd再構成が必要になる。純正ドライバはちょっと遅いけどゲームするわけでは無いから良いか。

F10への更新は、preupgrade後に再起動し、yum updateで最新パッケージを適用、最後にsylpheed、xineを再コンパイルして、問題なく終了。ath9kドライバは正しく認識され、11abgネットワークを拾えるみたいですね。もうmadwifiから乗り換えても良いかも。ちなみにT43に入れているath5kドライバはなぜか5GHz帯が使えず、未だにmadwifiを使っています。