VMwareとNFSは相性悪いのか?

Linux(Fedora13 x86_64)上でVMwareを使っているが、すこぶる調子が悪い。ランダムなタイミングでシステムがフリーズするということが起きる。今日はフリーズのタイミングでシステムファイルが壊れたらしく、再起動時に膨大なエラーメッセージを出してしまっていた。こうなるとRescueディスクを使ってバックアップシステムから復旧させることになり手間がかかって仕方がない。

このマシン以外にもVMwareを使っている機が有るが、そちらでは特にフリーズすることが無い。この差は何だろうと何時も思っていた。

ふと、フリーズする機ではサーバとNFSで接続しているファイルシステムがあることを思い出し、試しに切ってみた。そしてVMwareを起動してしばらく使ってみたがフリーズしない。これは、VMwareが持つブロックデバイスドライバとNFSとが喧嘩しているようだ。

VMwareが何時もフリーズして使えない、という方は確認してみては如何だろう。

  • VMware Workstation 7.1.2 for x86_64 Linux Host
  • Host: Fedora13 x86_64
  • Guest: Windows XP SP3 (x86)

メイン機を改造

IPv6化でNFSが期待通りに動作しないのでちょっと煮詰まっています。

こんな時は気分転換に別の事を・・・。

メイン機(Thinkpad T60 15″)用に液晶パネル(UXGA)、CPUファンを準備していましたが、この機会に交換することにしましょう。どちらもeBayで購入ですが、送料込みでも日本で手配するより安く上がりました。パネルはUXGA、今までのSXGAよりも広いデスクトップとなります。いまのCPUファンは既に轟音を出すようになっていましたので静かな環境を取り戻しました。

ThinkPadは交換部品のパーツ番号、交換方法が公開されていますので、ちょっとした修理なら部品を手配さえすれば簡単に出来ます。この辺が他社のPCにない魅力ですよね。上位モデルへの改造も出来ちゃいますし。

CPU換装その2

下記の交換で引退したT7200を、今度はサーバ機のCPUと交換しました。

サーバ機はCoreDuoT2400ですが、T7200へ交換して64bit Readyとなりました。ついでに放熱ファンAssy交換、メモリ増設を行いハード機能増強を計りました。

次はいよいよ64bit化を予定しています。年始休み中に完了出来れば良いですが...

CPU換装

メイン機のCPUを交換しました。T7200 -> T7600。Clockが2.00Gから2.33Gに変わっただけですが。

それよりもヒートシンクの汚れが大変でした。約2.5年使っていますが、ファンと放熱フィンとの間に膨大な量の綿ボコリがたまっていました。針で掻き出して掃除機で吸い取りました。

ヒートシンクは一旦外すと放熱シートが裂けてしまうので、新品に交換して再利用です。もちろんCPUの放熱グリスも新しくします。

当機には、もう少し頑張ってもらいましょう。

Fedora12 & T60 で、11nを試す

小生のT60には11n対応のwifiモジュールが搭載されています。ルータも新しくしたことですので(WR8500N)、11nで接続してその効果を見てみようと思いました。

まずはF12を最新版に更新。で、無線で繋いでみる。「おおっ、繋がった」と思いましたが、ちょっと大きめの転送を始めたところでカーネルからNMIエラーメッセージが…

何度試しても同じ状況でした。「これは、使えないか・・」と思いましたが、linuxwireless.orgからドライバを持ってきて入れたところ、動くようになりました。ドライバは12/08版が今のところ調子良いです。

ファイル転送を試みたところ、最大で128Mbpsの実行転送速度が出ていました。これだけ出れば、実用になりますねぇ。

ThinkPad T60 リフレッシュ その2

この機体は、ちょっとヒンジのガタが大きく、LCD上端で1cmほどありました。

気分的にあまり良くないので交換してみました。

42R9906 Hinge (For 14.1″LCD)

元と比べると回転抑制部が鋳物からプラに変わっていて、VAされたようです。

メーカ違いで別部番も併記なので、そちらはどうか解りませんが…

交換後はガタもなく、新品みたいです。ヒンジが緩い、ガタがある方には、安く修正できてお勧めです。

ThinkPad T60 リフレッシュ

中古で購入のT60も、年季が入ってあちこちキズが増えてきました。最近、Fanがゴロゴロ言い出したので、交換ついでに内外装も取り替えてリフレッシュしてみました。

交換部品は次の通りです。外装交換、11n MIMO対応、USキーボードへ交換を行っています。

41W6407 : FAN assy

42T0825 : 11a/b/g/n Wireless LAN adapter

42R9909 : Wireless LAN 3rd antenna

13N7135 : 14″LCD cover kit

42W2225 : Keyboard bezel assy

42W3009 : Palm-rest assy

42T4002 : Keyboard Assy

キーボードはT400/500モデルのモノですが、同形状で流用可能です。

ちょっと高くなってしまいますが、目や手に触れる部分が新しくなってイイ感じです。

T23再生計画 其の参

2915agbをW52/53で接続できることが確認できたので、Wirelessモデル化にチャレンジです。

まずは、WirelessモデルのLCDカバーを流用しようと、eBayから仕入れましたが、驚愕の事実が判明。何と上側のサイズが異なるだけでなく、ヒンジ部の寸法も異なっていることが判明。これは、下側も流用してこないとダメということですね。LAN対応LCDカバーはジャンク部品BOX行きとなりました。

ということで、次は現状のLCDカバーへアンテナを無理やり取り付ける方法へ変更です。ただ、アンテナはそのまま付きません。LCDフロントベゼルの爪を逃げるような細工が必要になります。また、LCD背面のスペースがあるところへアンテナのハーネスを這わせる必要があります。

そんなこんなの改造を入れたT23ですが、近距離の使用では感度の低下はなさそうです。取りあえずアンテナ線が中に入ってすっきりしましたので、まずは目標達成というところでしょうか。

おまけ。

Junkのパネルのバックライト交換を行いましたが、導光板割れがあるようで、下部にものすごい輝度ムラがありました。

オークションでのパネルは当たり外れが大きいですね。また、SXGA+パネルが安く出ていたら落としてみますか…

2915agb をW52/53対応に

T23に、昔の2915AGB カードを挿して、11a W52/53対応として使うようにします。

カードのEEPROMを書き換えれば出来ますが、改造ドライバが必要です。どうせドライバを改造してしまうなら、ドライバ改造だけでEEPROMを書き換えずとも動かせる方法があるのでそちらで対応しました。

ソースファイル、ipw2200.cの後の方に周波数テーブルの定義がありますので、こちらを書き換えます。日本仕向けはZZJですので、ここのテーブルを以下に書き換えます。

{                       /* Custom Japan */
“ZZJ”,
.bg_channels = 14,
.bg = {{2412, 1}, {2417, 2}, {2422, 3},
{2427, 4}, {2432, 5}, {2437, 6},
{2442, 7}, {2447, 8}, {2452, 9},
{2457, 10}, {2462, 11}, {2467, 12},
{2472, 13}, {2484, 14, IEEE80211_CH_B_ONLY}},
.a_channels = 19,
.a = {
/* Old J52 Channel */
/*{5170, 34},*/
/*{5190, 38},*/
/*{5210, 42},*/
/*{5230, 46},*/
/* 11a W52 channel */
{5180, 36},
{5200, 40},
{5220, 44},
{5240, 48},
/* 11a W53 channel */
{5260, 52, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5280, 56, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5300, 60, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5320, 64, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
/* 11a W56 channel */
{5500, 100, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5520, 104, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5540, 108, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5560, 112, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5580, 116, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5600, 120, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5620, 124, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5640, 128, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5660, 132, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5680, 136, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5700, 140, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY}},
},

旧J52は使えませんが、APが必要でなければ問題無しです。

ちなみに、上記設定でW56チャネルも使用できます。

ソースファイルが変更できたら、以下のコマンドでモジュールファイルを作成します。

make -C /lib/modules/`uname -r`/build M=`pwd` modules

ipw2200.koが出来たら、所定の位置にコピーして再読み込みもしくは再起動で使えるはずです。

T23へFedora11をいれる

話が前後してしまいましたが、再生T23にはFedora11を入れて使っています。これは導入時のお話。

インストール前にLiveCDで動作確認しましたが、”遅い・・、遅すぎる”。 マウスポインタが動かす度に消えてどこにいくか操作できない、ウィンドウが出てくるまで時間がかかりすぎる、などなど。 まるで286機でWindows3.1を動かしたときみたい(古い例えで申し訳ない)。

Fedora10では問題なさそうなので、設定の問題としてインストール敢行。インストール終了して再起動させるも、LiveCDの時のような遅さ。実使用には耐えられないのでいろいろ調べてみると、

  • Fedora10では特に問題無し。
  • 同CPUを積む他機種はFedora11がそこそこ動く
  • なぜかXorgのCPU使用率が常時90%以上。

SavageドライバとDRIの組み合わせでパフォーマンスが悪化するとの情報があったので、xorg.confでDRIをDisableにすると、・・・動くようになりました。下記のようにDriverセクションを修正しています。

Section “Device”
Identifier  “Videocard0”
Driver      “savage”
Option      “HWCursor” “on”
Option      “ShadowStatus” “on”
Option      “DRI” “off”
EndSection

CPUがP-3M 1.13Gですのでそれ相応の速さですが、取りあえず使用可能な状態になりました。