ThinkStation P3 Ultra に、48GB SODIMM x2を実装した

Crucialより、1枚あたり48GBとなるSODIMMが発売となりました。P3の製品仕様では1スロットあたり最大32GBとなっていますが、これは製品開発時に32GBが最大だったのでそのような仕様になっていると思われます。ここらへんはThinkPadも同様ですね。

HW的に未配線だったり、UEFIで弾くなどの制限をかけていなければ、JEDEC準拠を謳っているこのメモリモジュールも動作すると思われます。

思っているだけではしょうがないので、実際に購入して実装してみました。まだ高いのでまずは1本で確認し、問題がなければ追ってもう1本追加する、というような段階を踏みました。

システム構成を変更すると、電源ONからLENOVOロゴが出るまでかなり時間がかかるんですよね(今回は2分ほどかかりました)。 本体ビープ音や、ディスプレイには何も出てこないので「システムが止まっている?」と不安になりますが、LENOVOロゴが出るまで触らずに待ちましょう。

UEFI上できちんと96GB認識していますね。速度は4000Mで、2Rankの2スロット挿し構成と認識されています。これもOKですね。

ではOSからは正しく認識されているでしょうか?

はい。OSからも問題なく使えています。これで仮想マシンにもかなり容量の割り当てが出来るようになります。

P3 UltraはSODIMMを4スロット持つので、最大で192GBまでいけるんでしょうかねぇ。今後に機会があれば試したいと思います。