LinuxでエレコムのWDC-867DU3Sを使う

LinuxでUSB型の無線LANアダプタを使うのは面倒なんですよねぇ。

ノートPCとかで内蔵されている場合は大抵intelチップなので、カーネル標準デバドラで動くことが多いです。ですが、USB型の場合どの半導体メーカのチップかを仕様で公開している所は無いので、事前にLinux動作情報を集めるか、人柱覚悟で購入してみるか、となります。

今回は人柱として、11ac/866M対応のELECOMのWDC-867DU3Sを買ってみました。本体が小さいので、邪魔にはならないですが、2×2のパフォーマンスはそれなりに・・という感じでしょうか。

OSはFedora27、kernel 4.15.3、arch=x86_64なシステムです。まずは挿してみましょう。なにも起きません。dmesgをみると、USBデバイスであることだけは認識しています。IDを見てみると、

idVendor=0bda, idProduct=b812

となっています。ネットで調べると、Realtek Semiconductor のRTL8812BUであることが判ります。カニさんマークで有名な所ですね。

つぎはこの型番でLinuxのドライバを検索してみます。RTL8812AUのドライバはすぐに見つかるんですが、RTL8812BUは出てこないです。結果から言うと、RTL8822BUのドライバで動作します。新しめのRTL8822BUドライバであれば、0bda:b812がリストに上がっています。ちなみにRTL8812AUドライバに0bda:b812を加えて試しましたが、動きませんでした。

ドライバはGitHubからDLしてきました。使用したのはMeissnerEffect/rtl8822buです。4.15でもエラー無くコンパイル出来ました。make installでコピーとdepmodが行われます。ただ、LEDは動かないので見ただけでは動作しているか判らないのですが。。。

[24763.531474] usb 3-1: new high-speed USB device number 3 using xhci_hcd
[24763.660847] usb 3-1: New USB device found, idVendor=0bda, idProduct=b812
[24763.660855] usb 3-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
[24763.660860] usb 3-1: Product: WDC-867DU3S
[24763.660864] usb 3-1: Manufacturer: ELECOM CO.,LTD
[24763.660868] usb 3-1: SerialNumber: 123456
[24765.121295] rtl88x2bu 3-1:1.0 wlp15s0u1: renamed from wlan0

こんな感じでデバイス名が割り振られていればOKです。

 

追伸

特に触れませんでしたが、コンパイルにはカーネル開発環境が必要です。Linux使う人で入れていない人はいないと思いますが念のため。

無線APに、WLX202を導入

右手首骨折でギプス固定中は、在宅勤務にて仕事をしていました。会社貸与のノートPCで、オフィスにあるデスクトップPCへリモートデスクトップ接続にて業務していました。

ノートPCからは無線にて接続していました。無線親機として、当初は家庭向けの無線ルータをAPモードで使っていましたが、長時間の連続通信でパケ詰まりみたいな症状が出て再起動で解消など不安定でした。

そこで、当方のルータRTX1210と連携がとれる無線APのWLX202を導入することにしました。

これを天井に設置。ケーブルは埋め込むのは面倒だったのでモールで配線しました。また、PoE対応ですので、PoEインジェクタを使ってLANケーブルから給電しました。

一日中通信しても全く問題ないです。平日の8-19時まで、週5日をリモートデスクトップ接続で通信しつづけましたが、速度が落ちることもパケ詰まりも無く、抜群の安定感です。

ちなみにこのAPを各階に設置して使っています。電波強度が10段階で設定出来ることさらに許容するリンク速度を設定できるので、これらを組み合わせてローミングが上手くいくようにしました。これで家のどこにいても高速で通信できる環境となりました。