ThinkPad T60 リフレッシュ

中古で購入のT60も、年季が入ってあちこちキズが増えてきました。最近、Fanがゴロゴロ言い出したので、交換ついでに内外装も取り替えてリフレッシュしてみました。

交換部品は次の通りです。外装交換、11n MIMO対応、USキーボードへ交換を行っています。

41W6407 : FAN assy

42T0825 : 11a/b/g/n Wireless LAN adapter

42R9909 : Wireless LAN 3rd antenna

13N7135 : 14″LCD cover kit

42W2225 : Keyboard bezel assy

42W3009 : Palm-rest assy

42T4002 : Keyboard Assy

キーボードはT400/500モデルのモノですが、同形状で流用可能です。

ちょっと高くなってしまいますが、目や手に触れる部分が新しくなってイイ感じです。

Fedora12 upgrade雑感

いつものように出張用ノート(ThinkPad T60)にF12(x86_64)を先行していれてみました。(メイン用に入れる前の人柱ですね。。)

お約束のようにトラブル連発。

preupgradeを試す -> なぜかUpgrade用カーネルの再起動後にキーボードエラーでフォルト。

Upgrade Installを試す -> mono-webパッケージのInstallに失敗してフォルト。

新規installを試す -> mono-webを入れなければInstallは成功する。が、なぜか開発ツールを入れたがGTK+のコンパイルに失敗する。何かのライブラリが不足の模様。人柱2号機はなぜか問題無し。

数回ほどインストールを試して、次の2つのどちらかをメインのUpdateに試す予定です。

1. Preupgradeで必要なパッケージを落とす。その後rpmで強制updateさせる。

(-> 人柱ノートは結局この方法でインストールしました。)

2. mono-webを削除後に通常のupgradeを行う。

使用感はF11と大きく変化はしていないですね。(当方環境では。KMS外さなくてもハイバーネート出来るようになったのはいいかも)

もうちょっと使い込んでからメイン用PCをupgradeします。Serverもありますが、手間がかかるので年末の休みに行う予定です。

もう11月…

出張やら残業等で、気がついたらもう11月です。 今年はいつまで蝉が鳴いていたっけ?月日は早いですねぇ。

T23再生計画 其の参

2915agbをW52/53で接続できることが確認できたので、Wirelessモデル化にチャレンジです。

まずは、WirelessモデルのLCDカバーを流用しようと、eBayから仕入れましたが、驚愕の事実が判明。何と上側のサイズが異なるだけでなく、ヒンジ部の寸法も異なっていることが判明。これは、下側も流用してこないとダメということですね。LAN対応LCDカバーはジャンク部品BOX行きとなりました。

ということで、次は現状のLCDカバーへアンテナを無理やり取り付ける方法へ変更です。ただ、アンテナはそのまま付きません。LCDフロントベゼルの爪を逃げるような細工が必要になります。また、LCD背面のスペースがあるところへアンテナのハーネスを這わせる必要があります。

そんなこんなの改造を入れたT23ですが、近距離の使用では感度の低下はなさそうです。取りあえずアンテナ線が中に入ってすっきりしましたので、まずは目標達成というところでしょうか。

おまけ。

Junkのパネルのバックライト交換を行いましたが、導光板割れがあるようで、下部にものすごい輝度ムラがありました。

オークションでのパネルは当たり外れが大きいですね。また、SXGA+パネルが安く出ていたら落としてみますか…

2915agb をW52/53対応に

T23に、昔の2915AGB カードを挿して、11a W52/53対応として使うようにします。

カードのEEPROMを書き換えれば出来ますが、改造ドライバが必要です。どうせドライバを改造してしまうなら、ドライバ改造だけでEEPROMを書き換えずとも動かせる方法があるのでそちらで対応しました。

ソースファイル、ipw2200.cの後の方に周波数テーブルの定義がありますので、こちらを書き換えます。日本仕向けはZZJですので、ここのテーブルを以下に書き換えます。

{                       /* Custom Japan */
“ZZJ”,
.bg_channels = 14,
.bg = {{2412, 1}, {2417, 2}, {2422, 3},
{2427, 4}, {2432, 5}, {2437, 6},
{2442, 7}, {2447, 8}, {2452, 9},
{2457, 10}, {2462, 11}, {2467, 12},
{2472, 13}, {2484, 14, IEEE80211_CH_B_ONLY}},
.a_channels = 19,
.a = {
/* Old J52 Channel */
/*{5170, 34},*/
/*{5190, 38},*/
/*{5210, 42},*/
/*{5230, 46},*/
/* 11a W52 channel */
{5180, 36},
{5200, 40},
{5220, 44},
{5240, 48},
/* 11a W53 channel */
{5260, 52, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5280, 56, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5300, 60, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5320, 64, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
/* 11a W56 channel */
{5500, 100, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5520, 104, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5540, 108, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5560, 112, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5580, 116, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5600, 120, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5620, 124, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5640, 128, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5660, 132, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5680, 136, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY},
{5700, 140, IEEE80211_CH_PASSIVE_ONLY}},
},

旧J52は使えませんが、APが必要でなければ問題無しです。

ちなみに、上記設定でW56チャネルも使用できます。

ソースファイルが変更できたら、以下のコマンドでモジュールファイルを作成します。

make -C /lib/modules/`uname -r`/build M=`pwd` modules

ipw2200.koが出来たら、所定の位置にコピーして再読み込みもしくは再起動で使えるはずです。

T23へFedora11をいれる

話が前後してしまいましたが、再生T23にはFedora11を入れて使っています。これは導入時のお話。

インストール前にLiveCDで動作確認しましたが、”遅い・・、遅すぎる”。 マウスポインタが動かす度に消えてどこにいくか操作できない、ウィンドウが出てくるまで時間がかかりすぎる、などなど。 まるで286機でWindows3.1を動かしたときみたい(古い例えで申し訳ない)。

Fedora10では問題なさそうなので、設定の問題としてインストール敢行。インストール終了して再起動させるも、LiveCDの時のような遅さ。実使用には耐えられないのでいろいろ調べてみると、

  • Fedora10では特に問題無し。
  • 同CPUを積む他機種はFedora11がそこそこ動く
  • なぜかXorgのCPU使用率が常時90%以上。

SavageドライバとDRIの組み合わせでパフォーマンスが悪化するとの情報があったので、xorg.confでDRIをDisableにすると、・・・動くようになりました。下記のようにDriverセクションを修正しています。

Section “Device”
Identifier  “Videocard0”
Driver      “savage”
Option      “HWCursor” “on”
Option      “ShadowStatus” “on”
Option      “DRI” “off”
EndSection

CPUがP-3M 1.13Gですのでそれ相応の速さですが、取りあえず使用可能な状態になりました。

T23再生計画 その2

HDDアダプタはヤフオクで落とすよりも、安価に入手出来ました。SXGA用のLVDSケーブルは、ヤフオクで中古を入手しました。送料込みで600円でしたので、良としますか。

さて、パネルとLVDSケーブルが入手できましたので、パネル交換に挑戦です。

パネルまでのバラし方は、レノボのサイトで参照出来ます。パネル取付用ヒンジは共通でしたので、そのまま置き換え可能でした仮止めしてPower/Onして、無事に点灯することを確認、本組します。

OS(Fedora11)のツールからはSXGA+へ自動で認識はしませんでした。まあ、xorg.confを書き換えることで、問題なく使用できますので特に気にしませんが。

やはりSXGA+はいいですね。気分的にXGAの倍になった気がするほどデスクトップが広くなります。

これで、T60の予備機として使用出来そうです。

T23再生計画 其の1

ヤフオクでジャンクのThinkPad T23(2647-4ME)を安価で入手しました。

到着後に機能を調べましたが、特に問題なさそうなので再生させることにしました。

とりあえず欠品のHDDマウンタをeBayから入手です。また、同じくeBayでSXGA+のパネルモジュールを安価で入手出来ましたので、入換え予定です。

現在、160GBのHDDを裸で入れて、Fedora11で運用していますが、パフォーマンス的に取りあえず実使用に耐えられそうです。

Server機の切替え

一昨年からサーバとして運用してきたThinkPad T42ですが、再起動時にうまく起動できない状況となっていましたので、この度ヤフオクで購入のThinkPad T60へHDDリフレッシュを兼ねて切替えることにしました。

T42からT60へHDDのデータコピーでほとんどはOKでしたが、udevが決めるHW構成でネットワークをうまく認識せず苦労してしまいました。結局udevの構成ファイルから旧HW情報を削除するだけで良かったのですが・・。

ちょっと処理が早くなって、良かったかなと思います。

ちなみに海外出張時に同行させるプライベート用のマシンもT43からT60へ切替えました。4:3画面最終機を安価に手に入れることが出来ましたので。これに64bitのLinux(Fedore11 for x86_64)を入れて試用中です。

懐中時計

懐中時計です。

精工舎(現SEIKO WATCH Co.Ltd)の19セイコーですね。

OHしていただいた時計師さんによれば、1940年代のものとのことです。

19セイコー