ThinkPad T23 に Fedora19 を入れてみた

最近、IP偽装して、このblogにログインしようと試みる輩がいるようですが、甚だ迷惑ですねぇ。

閑話休題

さて、手持ちのT23にもFedora19をいれてみました。が、Xwindowが起動しませんねぇ。VESAドライバで起動できますが、SXGA+にはならず、savageドライバを使うとX起動途中でエラってしまいます。

ドライバとXの修正版が提供されることを期待します。

サーバもFedora19に更新してみた。

デスクトップ機に続いて、サーバ機にもFedora19を入れてみました。

Upgrade自体は時に問題なく終了。が、動作をチェックしてみるとWordPressがエラーで動かない。

「データベース接続確立エラー」

DebugLogから、これはID/PASSが誤っている時に出るエラーとのこと。Upgrade前まではまともに動いているし、MySQL/httpdの動作もエラー無し。Google先生に色々相談しながら調べた結果、「今までの認証プロトコルは旧タイプなので、新タイプにしないと接続しないよ」とのことらしい。

ということで、MySQLへログイン後にPASSWORD()関数で、暗号化してパスワードの更新しました。その結果、問題なく接続出来ました。MySQL->mariaDBでは何の手続も不要、となっていましたが、こんなところに落とし穴があるとは。

ちなみにRoundcubeもMysqlをつかっているので、こちらもPASSWORD更新が必要でした。

ThinkPad T60 に Fedora19(x86_64) を入れてみた。

Fedora19がリリースされました。「箱の中の猫はどうなっているかなぁ?」ということで、早速手持ちのT60へアップグレードで入れてみました。

fedupコマンドでネットワーク経由のインストール。およそ完了まで2時間ほどでした。

fedora19-1

まあ、見かけはFedora18のGnomeとそんなにかわらない。そういえば、Fedora18は末期にはGDMが出なかったり、ログインしてもシェルが出なかったりでだいぶ不安定な動作だったが、Fedora19に移行してからは安定している様子。

相変わらず細かいカズタマイズが弱いんだよなぁ。だんだん「俺が作ったものを使え」的な雰囲気が強くなってきている気がします。初期のGnomeのように「とりあえず基本は用意しました。あとはご自由に変えてくださいね」というほうが好きなのですが。

Fedora19-2

Fedora19-3

VMwareWorkstation9.0.2もパッチ不要で動いてくれます。いまのところ、デスクトップとして使うには不都合なところは出ていないです。

サーバ機も変更する予定ですが、こちらは気をつけてやらないとねぇ。まずはサーバのコピーを作って人柱になってもらいましょうか・・・

Fedora18をThinkPad T60pへアップグレードで入れてみた

Fedora17が稼働しているT60pに、Fedora18をアップグレードで導入してみました。

元々はFedora17 x86_64が入っているT60p改のマシンです。今回の導入方法は、推奨されているFedupを使ってみました。

FedUpコマンドを発行します。

fedup-cli --network 18 --debuglog fedupdebug.log

これを行なうと、対象のパッケージを取得します。コマンドが正常終了したら、再起動。Grabにアップグレード用のカーネルが登録されているのでこれを使って起動します。起動中にパッケージのインストールが行なわれ、完了すると終了です。

今までのFedoraのアップグレードでこんなに簡単に終了出来たのは初めてです。素晴らしい!!

F18onT60p

F18onT60p-2

Fedora17を入れてみた 其ノ二

最近のPCでは問題なく動くようなのですが、一昔前(二昔以上か??)のThinkPad T23へ無謀にも入れてみました。

preupgradeから問題があったのですが、色々と手応え有りでした。

  • preupgradeのネットワークブートで、宛先URLから404エラーをもらう。デバックコンソールになるが、どうしろと?
  • DVDで再導入させるが、なぜかパッケージをインストールしない。yum distro-syncで対象パッケージを導入しなければならなかった。
  • grab2がカーネル読み込み時にload_videoを実行するとフリーズするのでコメントアウト
  • set gfxpayload=keepもコメントアウト
  • 自動でsavageドライバを読み込むが、フリーズする。強制的にvesaドライバを使うようにxorg.confを作る。

なんとかgnomeをフォールバックモードで動かせるようになりました。

実用にはちょっと厳しいですねぇ。メール書くにも、キーボードから画面の反応が遅くて、ちょっとねぇ。

最近のLinuxもマシンスペックにうるさくなって寂しいです。

Fedora17を入れてみた

恒例のFedora更新の時期になりました。今回もT60へx86_64版、T23へi386版を導入してみました。

今回のFedora17は、いつものyum直接更新ではなく、preupgradeを使ってみました。

お約束どおりのトラブル連発です。

  • まずは、最初の再起動時にgrab2メニューへインストール用のカーネル登録が反映されない。
  • インストール後に、やはりgrab2にfc17のカーネルが登録されない。
  • sylpheedの再ビルドでエラーになる。
  • ネットワークインストールを使ったi386の場合、ブート先イメージが404エラーとなる

等など、17代目になった今でもまだまだ手応えたっぷりなインストールが楽しめます。

インストール完了までおよそ3時間弱です。これも相変わらず時間がかかりますねぇ。

 

まあ、安楽に行きたい方はDVDで新規インストールが手軽かと思います。(安楽に行きたい方はFedoraなど選択しないか・・・)

[追記]

sylpheedコンパイルエラーは、configure後に作られるMakefileのGTK_LIBS行に -lgmodule-2.0 を追加して対応しました。

 

ThinkPad T60用のニセモノ部品、再び。

Thinkpad T60用パーツの偽物部品を再び入手しましたので、こちらに晒しておきます。

今回は15インチ用パームレストです。修理中の機体のパームレストのガタが大きかったので、純正新品と表示されいたものを某オークションにて購入しました。出品者は中国系、発送元は香港です。結構安かったので、中古品を新品らしく売ってくるのかなと思っていました。

香港から届いて、現物を手に取ったときに違和感が。「ん?プラの材質が変わった??」 さらに、「何か造型が甘くないか??」。各部の抜きのエッジが非常に甘々です。

で、よくよく見ると、表面のシボ模様に妙な流れがあったり、開口部のバリ取りが荒かったりと、ThinkPadのパーツとは思えない出来の悪さ。極め付けが下の写真。

パーツナンバ等の表記が怪しすぎます。

まず、26R9487って、存在しません。

次。Made in Chinaと書きたかったのでしょうが、Madeiik Chinaとなっています。

その下。MITSUBISHIENGINEERING PEASTEISCOLP 何でしょこれ??正解はMITSUBISHI ENGINEERING PLASTICS CORPです。

右側。M.Wkko GiL0en lnd とは? M.Wako Giken Indを真似したようですね。

下の写真は別機体のものです。正規品は、このように表記されています。

ちなみに、この偽者と思われるパーツ、使おうと思えば本体に取り付けることは可能でした。ただ、私としては恥ずかしくて使えませんね。表面から見ても甘々のところがはっきりと分かって「あっ。偽物パーツ使っている」と指差されてしまいます。

以下はその例。フィンガープリントセンサへのスロープ部が、ただの坂です。正規部品は坂の両サイドのエッジが明瞭です。

せっかく使うなら、まともな部品を使いたいものです。

[2012/02/12]

誤記訂正

Fedora16をT60へ入れてみた

F16がリリースされました。 F15を入れたばかりと思っていましたが、もう半年経ったのですね。

てなわけで、さっそく人柱機を使って入れます。DVDディスクを使う方法、preupgradeコマンドを使う方法、yumコマンドを使う方法で試してみます。F15が導入されているT60にそれぞれの方法でアップグレードしてみました。

結果は、予想外にDVDディスクを使う方法がNGでしたね。Upgrade自体は問題なく終了しますが、再起動後に最新パッケージへ更新しようとするとエラーになり更新できません。依存性が絡むエラーなので手作業の修正は手間がかかって面倒です。アップグレードされる方にはお勧めできません。

その他の方法は手順さえ間違えなければ問題なしです。preupgradeコマンドが一番楽ですね。yumを使った場合は、最後にgrab2のディスクへの書き込みを手動で行なう必要があります。

VMware Workstation8.0は、そのままだとkernel3.1.0では動かないんですよねぇ。非公式パッチが出ていますのでそれを当てれば動きます。

 

追記

yumを使った場合、こんなエラーが出てEXITしてしまうことがあります。

エラー: パッケージ: libnih-1.0.2-4.fc15.x86_64 (@fedora/15)
要求: libc.so.6(GLIBC_PRIVATE)(64bit)
削除: glibc-2.14-5.x86_64 (@updates/15)
libc.so.6(GLIBC_PRIVATE)(64bit)
次のものにより更新された: : glibc-2.14.90-14.x86_64 (fedora)
見つかりません
問題を回避するために –skip-broken を用いることができません
** Found 1 pre-existing rpmdb problem(s), ‘yum check’ output follows:

この場合、大抵は問題になっているパッケージを削除してから再試行すればよいです。

VMwareWorkstation 8 を入れてみる

VMwareWorkstation 8.0 がリリースされていますね。

http://www.vmware.com/products/workstation/overview.html

早速入れてみることにしました。入れる機械はFedora15 x86_64(2.6.40)が載ったThinkPad T60pです。 この版のカーネルでは、Workstation7.x.xは非公式パッチを当てないと動作しませんが、8ではどうでしょうか。

結果は、まったく問題なくインストールと起動が出来ました。VMの動作も問題無しです。

但し、一点だけトラブルが・・・。 VMのWinXPにはノートンのアンチウィルスを入れています。 VMware Toolsの更新プログラムがこれと干渉しているっぽいですね。アンチウィルスのプロセスを殺さないとインストールが先に進みませんでした。

ThinkPad T60 へFedora15を入れてみる。

さて、Fedora15の正式リリースまで1週間ほどとなりました。パッケージもリリース間近ですので安定版に近いと思い、現時点でFedora14からUpgradeしてみました。マシンはCPUがT7600、ATI V5250、メモリ4GBを搭載のT60を使いました。もちろんx86_64を入れます。

更新パッケージはおよそ2100個、3時間強ほどかかりました。yumコマンドで更新する時に対応するパッケージが無いというエラーが出る場合は、それを事前に削除しましょう。また、更新時環境をXで行わないように、という注意がありますのでXを止めてコンソールで行います。

Gnome3は今までの操作と異なるので、慣れが必要ですね。設定がほとんどユーザに開放されていないのは、仕様でしょうか?

主に使用するアプリ(VMware Workstation , Firefox4, sylpheed, xine等)は動いてくれたので、まずは一安心。

initから systemdへ変更されているので起動時にいろいろ問題が出るかなと思っていましたが、現時点では表に見えている問題はなさそうです。